” LoooQが迅速に振り返りのフィードバックをくれるので、生徒の探究活動が深まり、言語化する力が身についた “

Q1. 貴校では「総合的な探究の時間」にどのようなお悩みを抱えられていましたか?
本校の探究活動における課題の一つは「生徒の振り返りに対して最適なタイミングでフィードバックを行うことが難しい」ということでした。
本校は、松前町唯一の県立学校で、地域と協働した探究活動に力を入れています。特に、総合的な探究の時間は「探Q」と名付け、3年間5単位という豊富な時間を生かして、フィールドワークを通して学校外で活動したり、大学や企業、行政などの地域人材を学校内に招いたりして、多様な方々と協働した地域の課題解決や、将来の夢や目標に近づいていく探究の取組が充実しています。
生徒は、約25の探究グループの中から、自分の興味・関心や将来の進路やキャリア等に応じて探究グループを選択して探究活動を進めます。地域で子ども食堂を開催したり、松前町の特産品である珍味やはだか麦のレシピ開発に取り組んだりするなど、多様な地域課題の解決につながる成果が上がっています。
しかしながら、上記で説明したような探究グループとしての成果は見えやすいものの、生徒一人一人の学びをどのように保証していくかが課題の一つとなっていました。探究グループごとに探究活動の目的や手段に応じて、一人一人の考えを深める取組を行っていましたが、教員が回収しフィードバックを行うと、どうしても生徒の振り返りからタイムラグが生まれてしまい、最適なタイミングでフィードバックを行うことができていない現状がありました。
Q2. LoooQを導入しようと思ったきっかけを教えてください。
生徒らが探究活動を通して得た学びを表現したタイミングに、即時、効果的にフィードバックを行うことができれば、生徒の活動はより深まりのある探究活動になると考えたからです。
上記の困り感をアイサイト様に御相談させていただいたところ、LoooQを開発していただくだけでなく、私たち教員や生徒らの声も取り入れながら分かりやすいユーザーインターフェースを実現してくださったので大変助かっています。
Q3. 導入しての効果を教えてください。
[生徒]
- フィードバックをもとに次回何をしたらいいか、どのようなことをしたらもっとよりよい時間を過ごせるかなどをしっかり考えるようになりました。他にも、自分で活動の振り返りを書くことによって、具体的にどのようなことをしたか、それを踏まえてどのような気持ちになったか、これからどうしていきたいか、などが明確かつ上手に言語化できるようになったと思います。
- フィードバックによって自分では見つけられなかった課題や注意事項が見つかって、活動に対する視野が広がった。振り返りをこまめに残すことで自分がやってきたことが時系列で細かくわかるようになり、より達成感を感じられるようになった。
- 振り返りをすることによってその日に何があったのか、何をしたのかと具体的に考え、思い出すことができるようになった。そして、フィードバックから探究のこと以外の活動にも役立つような意見をもらうことができ勉強になっている。
- LoooQで振り返りをするようになって、振り返りに対するフィードバックをもらえることがうれしい。その中でうまく振り返りができていたらほめてくれるし、プラスで「こんなことをしてみたらいいかも」と案を出してくれるので、前向きに振り返りができる。
- 自分で考えて活動したことや感じたことを言語化する力が身に付いた。もともと言語化が苦手で、初めは何を書けばいいか迷って時間がかかっていたけど、LoooQを書くたびに少しずつ自分が何を感じたのか、具体的に表現できるようになった。
[先生]
- 生徒の振り返りに対するハードルが下がり、振り返りの日常化につながっていると思っています。頑張って振り返りを書いてもフィードバックがなかなか返ってこないということがそもそもありませんから、生徒が前向きに振り返りをしてくれています。
- LoooQを活用するようになって、生成AIを身近に感じ、日常的に生成AIに触れたり、生成AIのもつ特性や問題点に気を付けながら活用しようとする意識が高まったように感じています。
- 探究への主体性は高まってきていると感じています。振り返りに対してフィードバックをもらうことで、自分の将来の目標などにつなげられることができ、その旨の発言も増えてきたように感じます。
Q4.LoooQの良さは何だと思いますか?
一番の魅力は、「課題の設定」「記録」「振り返り」に焦点化しているため、探究自体の活動を邪魔しないことだと思います。本校の探Qの魅力である異年齢集団で構成された探究グループがそれぞれ柔軟に目的や活動を設定して様々な探究に取り組むという良さを残しつつ、生徒の学びの質を高めることができたことです。
多くの学校が、地域の実態や学校の状況に応じて特色ある探究活動を実践されていますが、それぞれの魅力を生かしつつ、生徒の振り返りをサポートできることがLoooQの魅力だと思います。
Q5. 今後、LoooQにどのような期待を寄せていますか?
探究とは異なる教科・科目等での活用もできると期待しています。数式、化学式等のエディタと連動できれば、理数系科目での取組にも生かせると感じています。また、部活動や学校行事などのポートフォリオとして位置付けることもできると思っています。LoooQの今後の機能拡張によって、様々な場面で生徒が自己の活動を振り返り、自らの力で自らの未来を切り拓いていくきっかけが増えることを期待しています。
本記事の内容は2026年1月31日の情報を基に作成しています。詳しい内容は本サイトにお問い合わせください。


